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2015-02-09 (Mon)
2015年があけて何日もたたないうち、ご主人様とは、ひとつのお約束がありました。

11月ごろから、とても興味のある展覧会をお隣の県でやっていまして
わたしがそれに気がついたのが12月の末。
ご主人様に「こんなのやってまして」と申し上げたのは、年末にお帰りご一緒した折。
そのとき、ご主人様は「知ってた」とおっしゃいまして。

知ってた!?

「みぃがなかなか言い出さないから、忙しいのかな、それともひとりで行くのかなって」
ひとりで行くはずないじゃないですかー。・゚・(ノД`)・゚・。
お誘いしましたら、ご主人様もご興味のおありのご様子。
会期中に1回だけわたしの仕事休みのチャンスがあり、ご主人様も
なんとかご都合がつきそうということで、その日に行くことになりました。

前日にお帰りがご一緒でき、打ち合わせ……。
電車で、ご主人様のお住まいの市まで向かい、
駅にお迎えに来ていただけることになりました。
これなら、目的地にも近いし、便利がよいのです(´∀`)

当日、さすがに片道約3時間ということもあって、長い道のりではありましたが
わたしは地図を片手に、ご主人様はハンドルを両手に、
わいわいとおしゃべりしながら、お昼頃には目的地に着きました。

展覧会はもう興奮のるつぼ。
ガラスケースにはりつかんばかりに展示品を眺め、ふたりで「すごいすごい」と
感想を言い合ったり、ご主人様がうんちくをお話しになったり。
いやあ、遠くまで来たかいがありました。あと入場料けして高くない。むしろ安い。

フードコートでおうどんをいただき、次の目的地に。
ご主人様がお仕事の仕入れにゆかれるとのことで、お店にお付き合いです。
その場所までは展覧会の会場から2時間近くかかるので、
そちらでお夕飯にしましょうね、ということになりました。

2時間近くかかって、買い付けのお店へ行く途中、大きな駅前にさしかかりました。
そのころ、駅前ではイルミネーションイベントをやっていて、
わたしはこの駅のイルミネーションを見るのは初めてでした。
「わあー」
年末にお帰りご一緒したときにも、イルミネーションイベントは見ましたが
やはり駅の規模……というか、街の規模が違うと、迫力も違います。
「きれい! きれいですよう、ご主人様」
「うん、いいねえ、すごいね」
ここまでうれしい偶然というか、よろこびが続くと思っていませんでしたからもう大興奮。
遠くなるまで、ずーっと目で追っていました(笑)

買い付けが終わって、餃子屋さんでお夕飯をご一緒します。
水餃子の好きなわたしと、焼き餃子の好きなご主人様はそれぞれにオーダー。
鶏のから揚げもオーダーして、シェアしました(*´ω`*) 美味しかったぁ。

たっぷり楽しんで、お車に乗り込みます。
「もう一度、イルミネーションを見ようね」
とご主人様がおっしゃって、駅そばを走っていただけました。
きれいだなあ……この風景、覚えておかなくっちゃあ。


地元に戻ってきたころ、夜が近くなっていましたから、ああ微妙な時間だなあ、
もうちょっと長くご主人様といたいのだけど、そうはいかないかもなあと
思っていましたら、その予感は的中してしまいました(´・ω・`)
できれば、ふたりですこしでも休憩できたらよかったのですが
(ご主人様も、お疲れと思いましたので)、ご主人様のお車はまっすぐわたしの家へ。

ご主人様もそのあたりはお察しになったらしく
「きょうは、普通のデート。みぃの身体で愉しませてもらうのは、今度ね」
「ふぁ」
ぎゅーと、首筋や乳首をいじめていただきます……なんだか生殺し(汗)
「1時間でも、2時間でも、時間がとれたら……たっぷり、愉しませてもらうから……」

去年、ご主人様のお風邪で、1月まるまるお逢いできなかったことを考えれば、
今年はうんと恵まれているのです。その恩恵に、おぼれないようにせねば。


……でもねえ……
温泉(10月)以来、ちゃんとお身体遣っていただいていないので……
(そのあと1回、ホテルに行きました ←病院行くの仕事に出るので大騒動したときですね
 ……が、そのときは月のもの真っ最中でした)

ちょっと欲求不満気味でしたのですよ、このときは(言っちゃった)。


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2015-02-09 (Mon)
展覧会デートのあと、またすぐに、お互い忙しい日々になりました。
わたしは毎週土日に、あちこちに出張の予定ができ、平日ももちろん
余裕のない毎日。ご主人様もお仕事が忙しく、あわせて
お風邪がぐずぐずと治りきっていないという事態になっていました。

そんな中、2泊で出張に出ていたわたしを、
ご主人様が駅までお迎えに来てくださるとのこと。
夕方前に駅に到着するので、もしかしたら、
今度は夜くらいまでお時間いただけるのかなあ(*´Д`) と思いつつ
2日間におよぶ長い長い会議を頑張りました。
(1泊分は前泊だったのです、結構遠方だったので)

帰りの電車の時間がわかりましたので、ご主人様にメールしますと
急なお仕事が入ったということで、いま、お客様のところに向かわれているということでした。
ま、帰ってくるまでには時間がありますので、ご主人様のお仕事が
もし終わらなくても、駅でお待ちすればいいよねと思ったのですが
……この時点で若干のイヤな予感がしていたのを、無視しなきゃよかったような
そんな気が、いまならしますよ(笑)

ご主人様が駅に来られたのは、わたしが駅についてからそんなに時間のたたないころでした。
お車に乗り込みますと、ご主人様が唐突に

「お客さんのところで、風邪菌、もらってきたかもしれない……のどが痛い……」

( ´゚д゚`)エー

「ご飯、食べられますか?」
「うーん……少しなら……。うどんでいいかな?」
「ご主人様、お具合悪いのですし、お召し上がりになりたいものが一番ですよ」
「具合が悪いってほどでもないんだけどね、のどが痛いから、うどんくらいしか入らないな」
「ですよね」

これはイヤな予感がガチ当たりしそうな。

お時間、いただけると、思ったのだけどな……
ここのところ、お帰りご一緒のときとか、先だっての展覧会デートのときも、
そんなお話をいただいていましたから、期待しないわけがなく(だめだこのわんこ)。

おうどんをご一緒したあたりから、わたしはたぶんずーっと
(´・ω・`) こんな顔をしていたと思います。

なにもこんなときに邪魔しなくても。風邪菌め。(´・ω・`)

思っていた通り、実にどこにも寄り道することなく
おうどんのあと、実にまっすぐにご主人様の車はわたしの家に着きました。


ほんとはね、わかっているんです。
お送りいただけるだけでも、ありがたいと思わなきゃいけないって。
ひとつでもぜいたくを覚えるとだめだって、よく言ったものですよね。
次は? 次は? って、思っちゃうんですねぇ。


(´・ω・`) としたままのわたしを、ご主人様はぎゅーとしてくださいましたが、
やっぱりわたしの気分は上がらないままです。
そのうち、なんの気持ちが高まってしまったのか、わたしは泣きだしてしまいました。
ご主人様がなにかおっしゃってくださったからだったのか、何の脈絡もなく突然にだったのか、
ちょっと覚えていません(汗)
ご主人様の前でこんなに大泣きしたことはなかったと思います。
いつだか、誕生日にご一緒できなかったときも、こんな泣き方はしませんでした(汗)

完全に拗ねたおしています。子どもか。

「俺が風邪菌なんかもらってきちゃったからだな。ごめんな」
「ひーん。ごめんなさいい」
「よし……いいかい、みぃ、あした、俺の体調がよかったら、みぃの時間をもらう」
「ええっ」
「体調が悪くても、よくっても、必ずメールするから。
 あしたがだめなら、その次、1時間でも2時間でも、必ず、みぃの時間をもらう」

だめだコレはだめだ。ご主人様お仕事でお忙しいのに。
ましてやお風邪も召されるかどうかってとこなのに。

「だめですう、だめですう」
「だめじゃないの。俺が決めたの」
「はいぃ」

……なんだかそういうことになりました。
最終的には、(当然の話ですが)わたしは泣きやみ、ご主人様のお車を
あとにしましたが、ご主人様にご迷惑をかけてしまったなあという気持ちは
なんだかもやもやーんと残り続けてしまいました。

最初で最後の拗ねにしないといけないな。
そんなことを思う夜でありました。


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