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2014-08-09 (Sat)
7月最後の日は、ステージでした。
平日ではありますが、夏休みのただなかということで、
子どもとお母さんがたをメインターゲットにしたイベントでしたので、
それなりにフレンドリーな楽曲や平和モチーフの楽曲などをもってきて
なかなかに好評だったようであります。ありがたいことです。

わたしもちょうど仕事休みの都合があいましたので、参加させてもらいました。
ひとまず、ご主人様には、この日がステージで、
お昼には終わりますといった旨、お話をしていました。
けれどもお忙しいご様子だし、難しいかもしれないなぁ……と思っていたところでした。
毎日のメールの中で、ご主人様がふわっと、
「31日は、なんとか少しでも都合をつけたいと思うんだ」
とおっしゃってくださって。
会場までお迎えに来てくださって、お昼でもご一緒して、家まで送ってくださると、
そういうご予定でいらしたようです。うれし(*´ω`*)

実際のところ、お逢いしなくて約1ヶ月弱というところでしたから、
それだけでも十分と思っていました。

思っていたんですよ。(伏線)


当日、ステージを終え、サークルのみんなとわかれてから
しばらくして、ご主人様がお迎えに来てくださいました。
お車に乗り込むと、すぐ、喉をごろごろと撫でてくださいます。

「ありがとうございます……」
「ん……?」

ご主人様のお手が少し止まりました。

「怪我をしたの?」

わたしの親指の先を見とがめられたのです。爪の周りの皮が剥けて、赤くなっていました。
ここのところ、爪こそほとんどといっていいほど噛まなくなったものの、
やっぱりストレスを感じたりなんだりして、……あと、もしかしたら、さみしかったのかなあ、
無意識のうちに、爪のまわりの皮膚を――――

「そのう……、……剥きました」

喉を撫でていたご主人様のお手が、顎から首筋の肉をぎゅーとつまみます。

「あうあう、ごめんなさいー(´;ω;`)」

ちゃんと治さなくっちゃあ。


お車は、行こうね、とお約束していた、回るお寿司屋さんに向かっていました。

いろいろなお話をしながら、お寿司をいただきます。
ときどき、ご主人様のお足が、わたしの足の上に乗せられて、
くすぐったいやら気持ちいいやらな気分。
ご主人様はご主人様で、足置きにご満足そうな感じでした。


お寿司をいただき終わったころ、時間はもう14時半を回っていました。

この日、ご主人様は、お忙しい中でお時間を作ってくださって、
17時ごろまでに家に戻れたら、納品に間に合うように作業ができるからね、
とおっしゃっておいでだったので、
(このお寿司屋さんからわたしの家までは約40分、
わたしの家からご主人様のお家までは約1時間かかります)
お会計を済ませて店の外に出たときに、つい
ああもうこれで家まで送っていただいたらきょうはおしまいなのだなーと

思ってしまったのです。

だからたぶんすごく無意識に、(´・ω・`) な顔をしていたのではないでしょうか。

「どうした、みぃ」
「え」
「しょぼんとして」
「え……」

ご主人様はそれですべてをお察しになったようでした。
お車の中、すこし、息をつかれて、おっしゃいました。


「あまり時間はとれない。それでも、俺を愉しませてくれるのか」


 !?


「それは……」
「どうなんだ」


あまりに突然のことで、「誠心誠意頑張らせていただきます!」とはとても言えず、
言い淀んでいましたら、

「とりあえずガソリンを入れなきゃ」


ご主人様のお車は、ガソリンスタンドへ走っていきました。



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