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2013-10-01 (Tue)
発覚の翌日は、偶然にも、会社の産業医の先生が社内を巡回する日でした。

毛が抜ける、しかもこんなにあからさまにごっそりと、といったことは
父方でも母方でもいままでになかったことなので
いったい何科にかかればいいのかさっぱり分からず
それをご相談しようと思いました。

「……こりゃ、大きいな」

ソレ、を見た、先生の第一声です。
このくらいかな、と、指で作っていただいたかたちは、
コーヒーのキャップよりずいぶん大きいように思いました。第二証言。
母さんは動揺してできるだけ小さく言おうとしたのだろうか……

前の晩には毛の抜けたような跡はなかったので、まず間違いなく
元がそれくらい大きいのだろうなと。

「ストレスだろうねえ」
「でもあんまりストレスって思うことなかったんですけど」
「無意識下でストレスに感じることはあるだろうね。
 はっきり、コレだ、とわかってるなら、心療内科にかかるひともいるけど、
 あなたみたいにストレスかどうかよーわからん、というひとは
 だいたい初診は皮膚科だね」
「皮膚科」

そういえばご近所にあったな……あさって稽古の前に行ってみよう……

その前にご主人様にご報告を。
きょうかあしたはお帰りがご一緒できるとのことだったし……

しかしその日の夕方、ご主人様はお風邪の症状が出て、お帰りはご一緒できず
その翌日も危うそうな雰囲気。

わたしの不安はいや増すのでした。


実際、翌日もご主人様とはお帰りをご一緒できませんでした。
お風邪が治りかけというのものあったし、「みぃに移しちゃわないように」と
ご配慮くださったこともありました。

けれど、髪のこと、話さなきゃと思うと、お逢いしたくてたまらなくて。

とりあえず病院に行って、そのあと報告、というのは、なんだか嫌でした。

胃が痛いだの肝臓がどうだのの、いままでとは違うのです。
これまでに起こったことのないことが、わたしをただ不安にさせていました。
わたしも、一応、ひとまずは、女の子です。
やっぱり、心のどこかが、ショックだったのだと思います。
病院に行く前に、ご主人様から、なにかのお言葉がほしかったのです。


駅で、わたしはご主人様に、お電話しました。


10コール。


ご主人様は、お出に、なりませんでした。



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2013-10-03 (Thu)
電話を切ってしまってから、
あぁ、まだお身体本調子ではなかったみたいだし、いらぬことをした、
そんなことを思いました。
もしかしてもうお休みだったのかも。

そこでわたしは「申し訳ありません」メールを送り、そのまま帰りの電車に乗りました。

到着駅のひと駅前あたりにさしかかろうとしたとき、ふと携帯を見ると、
ご主人様からの着信が。
わたしは電車では携帯をサイレントにしているので、気がつかなかったのです。
メールをお送りしようとしたら、先にご主人様からのメールが。

「夕食の支度で気づかなくて、電話とれなかっただけだからね」

アチャチャチャ二重三重に申し訳ない。

電車を降りてすぐ、ご主人様にお電話します。
やっぱり、お声を聞いておきたくて。
もしもお叱りだったとしても、病院に行く、ほんのひと握りの勇気がほしくて。

「もしもし」
「お疲れさまです、ご主人様。お電話、ありがとうございました」

そこから始まって、帰り道をとぽとぽと歩きながら、事態の説明をしました。
周りを走る車の音と、わたしがあんまりめそめそ口調だったので、
ご主人様が事態を飲み込むには、少し、時間が、かかりました。

「そういうことかあ」
「はい……」
「病院は近くにあるんだね? 送り迎えとか、しなくてもいい? 大丈夫?」
「大丈夫です、すぐ、そばなので」
「とにかくね、皮膚科に行って、そこでもし違うなって思ったら、心療内科に行くのもいいし、
 もし心療内科に行くとき不安だったりしたら、俺もみぃと一緒に行って、先生の話、聞くし、
 大丈夫だからね。原因がわからないのだし、あんまり気にしすぎないこと」
「はい……」
「何かわかったら、連絡するんだよ。とれるように、しておくからね」
「はい(´;ω;`)」


なにかあったら一緒に病院についていく。
そこまでおっしゃってくださったご主人様のお心が嬉しく、わたしは、
うんと勇気を出して皮膚科に行こうと思いました。
(こんな理由で皮膚科にかかるのは初めてでした、当然ながら)



翌日。
わりあいに評判のいい、近所の皮膚科に行って、個室に呼ばれますと
有無を言わさず看護師のかたから頭の写真を撮られました(笑)
経過観察のためだそうです。

すぐに目の前のパソコンに画像がアップされましたので、わたしも見てみましたが、


コレ冗談抜きで8cmCD(若い子は知らないだろうな)くらいあるんだけど(((( ;゚Д゚)))


ホントにいつの間にこんなになくなっちゃったんだ…………

先生に触診していただきましたが、原因はあまり追究されず

「血液検査をしておきましょう。ほかの病気の可能性があるので。
 結果如何によっては大学病院を紹介しますが、とりあえずいまは、通常の治療をしましょうね」

結果は次週ということになりました。

ご主人様にもご報告。

「とにかく、先生の言うとおりに、薬を飲んでおこうね。咳のほうは大丈夫?」
「そっちはまずまず治ってきました」
「それならよかった。無理はしないことだよ」
「はい」


メールでも、しょっちゅう、髪のことを気遣ってくださる。
ありがたくてありがたくて。
早く治さなくっちゃな、そんなことを思いつつ、週末が終わっていきました。


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2013-10-07 (Mon)
髪のことが発覚して以降、ご主人様とはじめてお逢いできたのは
この件で病院にかかってから数日あとのことでした。

ここ最近は仕事の関係でずっと帰宅が遅く、この日も、
もう終電しかありませんしかもあと1時間待ちですくらいのレベルで
さあどうしたものかなと思っていたのです(田舎なものでねえ)。

そんな中、「送るだけなら、大丈夫だよ」とのメールをいただき、甘えてしまうことにしました。
お車に乗り込むと、さっそくご主人様は、まずは喘息の件をご心配くださいました。
「まだ喉の奥からひゅーひゅー聞こえるね……大事にするんだよ」
「はぁい」
ご主人様のお仕事のお話を聞きながらあっという間に家に着きます。
家の前にお車が停まって、いつものようにのんびりさせていただきました。

けれど、キスは、くださいません。

「まだ俺の中に風邪菌が残っているかもしれないし、キスしたらうつっちゃうからね」
「(´・ω・`)」

おあずけかあ。
それでも、抱き寄せてくださって、胸やお尻近くをつねっていただきます。

「うぅ……ん」
「俺ね、楽しみにしてるんだ。また時間がとれたら、
 みぃはきっと俺を愉しませてくれるんだろうなって……楽しみにしてるんだよ」

うなじからの首筋をかぷかぷと噛まれ、ひゃあひゃあと声が出ます。

ご主人様、そのお時間がほしくてたまらないのですよう、わたしは。
ご主人様にどれだけお愉しみいただけるか、わたしの頑張り次第だろうけども、
お時間がとれなくてはなににもならないのですもの。

「髪、抜けているのはどこ?」

わたしの身体を抱きかかえながら、囁くようにご主人様はお尋ねになりました。
ここです、と、手で示して、ご主人様のお手を持っていくと、すこし撫でてみられながら
「ああ、確かにすこし、へこんでいるね。薬をちゃんと飲んで、塗って、治そうね」
「はい……」

そうすると、ご主人様はわたしの身体をもっとぎゅっとしてくださって
頭も抱えるようになさって、さすさすと撫でてくださりながら
呪文のようにおっしゃいました。

「早くよくなれ。早くよくなーれ」


。・゚・(ノД`)・゚・。 早く治すようにしますう


そのあと、お車を降りる直前になって、
「ほんのちょっとね」と、軽く、触れるだけのキスをいただけました(*´ω`*)

ほんとうはね、この週、結構な具合にヘトヘトでしたので
もう一度くらいお帰りをご一緒できたらうれしかったのですが
ご主人様もどうやらお忙しかったご様子。

お送りいただけたら嬉しいですが、帰り道でなく、ちゃんとお逢いできたらもっと嬉しいです。
そのときを待ってようかな。



ちなみに、先日血液検査の結果を聞きに行きましたら、シロでした。
自己免疫力の関係で、毛が抜けたのでは、ということでした。
ご主人様はほんとうにホッとされたご様子で、わたしもε-(´∀`*)ホッ
髪も、少しずつ、生えてきているとのことでした。

呪文が、効いたのかもしれませんね(*´ω`*)


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2013-10-10 (Thu)
午前3時。

泣き疲れたわけでもなんでもなく、こんな時間に、ふっと眼が覚めてしまいました。
お布団でうにゃうにゃとしていたら、いつのまにか寝てしまったとみえます。

仕事が休み。1ヶ月ぶりに、平日仕事休み。
土日は稽古だし、ご主人様もずっとお忙しかったので、
お帰りをご一緒する以外で最後にお逢いしたのは8月の末だったし
お車の中以外で最後に身体をお遣いいただいたのは7月の半ばだったし
お逢いできるといいなあと。
かねてよりお休みの予定はお伝え済みでしたが、念のため、仕事が終わる前に、
「あしたはおやすみです」
とメールを送ってみていました。

いただいたお返事は、
急な仕事が入りそうだから、あした逢うのは難しい、という内容でした。
電話があり次第動かなくてはならないレベルのことだから、
もしも逢っていたとしても、そっちに向かわなくてはならないので、ということらしく
「来週なら、合わせられるのだけど。休めそう?」

 ………………

来週も、お休みは1日入れる予定でしたが
お休みを入れる予定だった日に、わたしが主体で動かなくてはならない行事が
入ってしまい、休みは延期しないといけないだろうな、と思っています。
(まだ職場の誰にも言っていませんけれど)

そうすると次にお逢いできるのはいつだ……

たまにお帰りはご一緒できているのですし
いま自分が言っているのがどんだけ贅沢なことかもわかってはいますし
純粋に今回のことが誰のせいでもないことはわかっているのですが
それでも……

ご主人様に来週の休みのことをお伝えしますと
「来週なら合わせられたと思うのだけどね。残念」
そのぶん、体調を整えておくね、というお返事でした。

帰り道に、うっかり泣くところでした。
この日はお帰りをご一緒するのも厳しかったらしく、ひとりで帰りましたが

眠い
空腹
いきなり咳止まんない(喘息再発?)

ご覧の3本のトリプルコンボで、帰り道がなんかもうえらいことに。
電車が駅についたあと、休み休み、2倍以上の時間かけて家まで帰りました。


空腹については家に帰った直後満たされました。
いいタイミングで、好物が夕食にのぼっておりましたので、満腹食べました(笑)
たまにはいいじゃないですか。ねえ(誰に言ってる)。


しかし咳は止まらず
眠い眠いと思いながら、部屋になだれこんでいました。

前のように、夕方からお逢いするとか、夕食だけでもご一緒するとか、
そんな提案をしようかと思いましたが、
それだって夕方にお電話が入れば難しいことになるし
夜は夜できっとご主人様お疲れだろうし

あいたいよう
あいたいよう

そんなうねうねとした気持ちのまま、4時間くらい眠っていたようでした。

で、さっき、( ゚д゚)ハッ! と起きました。いまココ。



本当はこんなさびしくなっちゃいけなくて
ちゃんと「待て」できないといけないのでしょうけど。
ときどき、ちょっとだけ、こんな気持ちになります。

その気持ちを誰にぶっつけるわけでもなく
キーボードと指先が頑張ってくれるだけなので
別に構いやしませんですけどもね(笑)



とりあえず、これから二度寝します。

あしたの予定はすっかりなくなったから、
いまからお風呂に入るのはやめよう。風邪をひく(笑)

帰り道よりは、咳がとまったように思います。


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2013-10-28 (Mon)
とれなかったお休みをどっかにシフトさせなくてはならなかったのですが
そのあとはだいたいのところ1週間に1回必ずお休みが入っていて
シフトのさせようがないことが判明(汗)

むりくり、同じ週内で1日お休みをとることにしました。

ご主人様にその旨をお話しますと
「うん、了解(*^^*)」
のお返事をいただきました。
おや、これはもしかして……お逢いできるのかな……?


前日、予定通りお休みをいただけた件、もういちどメールしてみました。
「予定外のことがあって、夕方前くらいからしか逢えないけれど」
いやいやそれだけでも十分であります。
「夕飯だけでも、とは、思っているからね」
いやいやそれだけでも(ry


……まあアレだ。
本音を言えば
ちょこっと……その……

夕飯だけじゃお腹がすくよ!

(おわかりいただけるだろうか、この微妙なニュアンス)


ただ
お忙しいご主人様に
そんなムチャクチャは通るまいて。

わたしは静かにその日を待ちました。


当日、前夜に疲れ果ててお風呂も入っていなかったので
午前中にお風呂に入るゼイタク。
綺麗に洗って、一応、剃毛も済ませておきました。
なにがなくとも。
なにがなくとも!!(なぜそんなに必死)

ご主人様から「いま終わったけど、これからでも大丈夫?」メールが
届いたのは、夕方17時半すこし前。
全然大丈夫ですとお返事して、ご主人様のお車が家の前に到着したのは18時半。
この間、わたしは化粧も済ませ、一応、下着対策も済ませ(そんな裏話はいりません)。

ご主人様のお車に乗り込みました。

「もうすこし仕事が早く終わればよかったんだけどね」

見るからにお疲れのご様子。
それは急なことでしたし、仕方ありませんよ、お疲れさまでした、と申し上げると、
「みぃも疲れているだろう。みぃの仕事も、もう少し早く終わるといいのだけど」

(´∀`;)……イヤハヤごもっとも……

ばたばたと追われるばかりで、帰りも遅く、ご主人様にご心配をおかけしていることは
間違いのないところなのでありますが、難しい……
「せめて、終電ひとつ前の電車に乗れるといいね」
「頑張ります……」


お車は近所のファミリーレストランへ。
食事をしながら、ご主人様のお仕事のお話をたくさん聞きます。
ご主人様ほど専門的な知識はないけれど、それがどういう内容なのかはよくわかりますから
大変なんだなあ、と思いつつ、お話に耳を傾けていました。


食事が終わって、家までお送りいただきます。
ホントはね、どこか寄り道したかったなぁと思うのでしたが
ご主人様がお疲れなのはよっくわかっていましたし
わたしのために、できるだけ早く切り上げて帰ろうとされているのもわかっていましたから
ほんのちょいぺそっとなっただけでしたけども(なったのか)

やっぱりお車の中でぎゅーしていただけました。

「みぃはねぇ、『逢えなくて残念』で止まっちゃうんだなあ。
 『次いつ逢えるかな』『次が楽しみだな』って思うことが、大切だよ。俺はそうしてるの」
「うー(´・ω・`)」

でもねでもね、と口の中でもごもご。
かすれたような声が、ようやく、言葉を紡ぎます。

「今月は、はじめて、お逢いします」
「ああそうか、そうだねえ……」

あんまりぐずっていたからか、しかたないなあ、と、苦笑されて、
ご主人様のお手が服の中に入っていきました。

「ふああぁっ」

ぎう、と、つねられる乳首。
直接の刺激はどのくらいぶり? 確か3ヶ月? そんなことを考える余裕もないくらいの快感。
身体をよじってじたばたとしますが、それすらも、自分のスイッチをより深くしていました。

「あ……あ……あ……」
「大丈夫。みぃの身体はちゃんと覚えてる。
 匂いだってつけてあるのだからね。俺の牝犬だっていう、しるし」
「ふぁぁああい」

お風邪気味のご主人様から、軽めのキスをたくさんいただいて、その日はおしまいになりました。
いつもよりだいぶぐずったと思う……(汗)


まあ確かに
ちゃんと支度をしていたとはいえ
脱毛症に喘息にと必ずしも絶好調とはいえない身体
ご主人様も本調子でなくって、忙しいお仕事の合間を縫って来てくださったもの

ゼイタクゆーとったら罰が当たるな と。

体調整えて
そのときをお待ちするのも役目と。


ん。
頑張ろう(`・ω・´)




その翌週でした。

夜オンリーで出る原因不明の蕁麻疹が、
みぃの足を中心にぱーっと広がっていったのは。


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