ご主人様のために、いっぽいっぽ。
大切なかたにめぐり逢えました。もう一度イチから歩きはじめる、M女みぃの記録です。
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2013-03-20 (Wed)
朝の弱いみぃが
目覚ましなしで起きるということは
人生においてそう何回もあることではありません。
その何回かが
起きました。
この日、目覚ましが鳴る前に、バチッと目が覚めてしまい
2度寝したらいろいろと終わってしまうと思ったわたしは
そのまま起き上がり、着替えて、家を出ました。
たまーに着る、紫ベースのチュニックワンピースに
ショートブーツを合わせて。限界一杯のお洒落です(笑)
サークルリーダーの家は、わたしの家から車で20分少々のところにあります。
リーダーの家まであと10分というところで携帯にメール着信。
『来れそう?』
リーダー……もう車の中です。
返事を打とうと思いましたが、運転中ですので控えていたら
今度は着信音が鳴り響く。慌てて車を停めました。
『来てる? 起きてる? 大丈夫?』
「起きたし来てます。あとちょっとで着きます」
どうもリーダーは、わたしが前日眠れなくて明け方に眠って
そのまま熟睡中なのではと懸念したようです。ありがたいことです(´人`)
予定通りリーダーの家に着き、早速化粧を施していただく。
次があるとしたら……次は自分でなんとかしなければならん。
手順を覚えながら、ひと通りナチュラルメイクしていただきました。
記念に(笑)写メを撮ってもらい、お礼を言ってリーダーの家を出る。
リーダーの家から待ち合わせ場所までは約1時間。
つまりわたしの家を挟んで、西にリーダーの家、
東に待ち合わせ場所があるというなんとも遠回りな位置どり(笑)
その1時間、ひとり、車を運転しながら、考えていました。
とにかくきょうは、少しドライブなどして、食事して、話をしたいということだった。
写メの交換もしていないから、どういうかたか、まったくわからない。
着てこられる洋服の特徴しかわからない。
見た目は普通で、まずSには見られない、とおっしゃってた。
余計に見分けがつかんかもしれん。
……もしも……恋人兼牝犬M奴隷として迎え入れる、とお決めになったときは……
「おいで」とおっしゃる。そう、メールに書いてあった。
でもそのタイミングはわからないともおっしゃった。
「きょうは楽しかったですありがとう」のタイミングでも
それが出なかったときはアレだな。諦めるしかないんだな。
もし、きょうが最初で最後になるとしても……後悔のないように。
後悔のないように。
それだけがわたしの気持ちでした。
待ち合わせ場所に着いたとき、行き交うひとはいるものの
お伺いしていた特徴のかたはいないご様子でした。
緊張していました。
無駄にベンチに座ってみたり
無駄に携帯カシャカシャしてみたり
無駄にレストランのメニュー見てみたり
無駄にチラシを手に取ってみたり
落 ち 着 き な さ い
完全に挙動不審の自分。
携帯をのぞくと、待ち合わせの時間を5分過ぎていました。
基本自分は30分待たされようが3時間待たされようが
キレないひとなので、特にイライラはしませんでしたが
途中で事故ってらしたらどうしようとかそっちのほうを心配しました。
1時間待って、おいでにならなかったら
前もって教えていただいていた番号に電話してみようそうしよう。
そう思って、携帯をポケットに突っ込んだ瞬間でした。
「○○○さんですか?」
サイトで名乗っていたわたしの名前を呼ぶかたがありました。
――ホントだ……ものすごいフツーのおじさんだ……!!
失礼かどうかはこの際置いておくとして(申し訳ありませんご主人様)、
それが、のちにわたしを牝犬として飼ってくださるご主人様となるかたの、
ファーストインプレッションでした。
目覚ましなしで起きるということは
人生においてそう何回もあることではありません。
その何回かが
起きました。
この日、目覚ましが鳴る前に、バチッと目が覚めてしまい
2度寝したらいろいろと終わってしまうと思ったわたしは
そのまま起き上がり、着替えて、家を出ました。
たまーに着る、紫ベースのチュニックワンピースに
ショートブーツを合わせて。限界一杯のお洒落です(笑)
サークルリーダーの家は、わたしの家から車で20分少々のところにあります。
リーダーの家まであと10分というところで携帯にメール着信。
『来れそう?』
リーダー……もう車の中です。
返事を打とうと思いましたが、運転中ですので控えていたら
今度は着信音が鳴り響く。慌てて車を停めました。
『来てる? 起きてる? 大丈夫?』
「起きたし来てます。あとちょっとで着きます」
どうもリーダーは、わたしが前日眠れなくて明け方に眠って
そのまま熟睡中なのではと懸念したようです。ありがたいことです(´人`)
予定通りリーダーの家に着き、早速化粧を施していただく。
次があるとしたら……次は自分でなんとかしなければならん。
手順を覚えながら、ひと通りナチュラルメイクしていただきました。
記念に(笑)写メを撮ってもらい、お礼を言ってリーダーの家を出る。
リーダーの家から待ち合わせ場所までは約1時間。
つまりわたしの家を挟んで、西にリーダーの家、
東に待ち合わせ場所があるというなんとも遠回りな位置どり(笑)
その1時間、ひとり、車を運転しながら、考えていました。
とにかくきょうは、少しドライブなどして、食事して、話をしたいということだった。
写メの交換もしていないから、どういうかたか、まったくわからない。
着てこられる洋服の特徴しかわからない。
見た目は普通で、まずSには見られない、とおっしゃってた。
余計に見分けがつかんかもしれん。
……もしも……恋人兼牝犬M奴隷として迎え入れる、とお決めになったときは……
「おいで」とおっしゃる。そう、メールに書いてあった。
でもそのタイミングはわからないともおっしゃった。
「きょうは楽しかったですありがとう」のタイミングでも
それが出なかったときはアレだな。諦めるしかないんだな。
もし、きょうが最初で最後になるとしても……後悔のないように。
後悔のないように。
それだけがわたしの気持ちでした。
待ち合わせ場所に着いたとき、行き交うひとはいるものの
お伺いしていた特徴のかたはいないご様子でした。
緊張していました。
無駄にベンチに座ってみたり
無駄に携帯カシャカシャしてみたり
無駄にレストランのメニュー見てみたり
無駄にチラシを手に取ってみたり
落 ち 着 き な さ い
完全に挙動不審の自分。
携帯をのぞくと、待ち合わせの時間を5分過ぎていました。
基本自分は30分待たされようが3時間待たされようが
キレないひとなので、特にイライラはしませんでしたが
途中で事故ってらしたらどうしようとかそっちのほうを心配しました。
1時間待って、おいでにならなかったら
前もって教えていただいていた番号に電話してみようそうしよう。
そう思って、携帯をポケットに突っ込んだ瞬間でした。
「○○○さんですか?」
サイトで名乗っていたわたしの名前を呼ぶかたがありました。
――ホントだ……ものすごいフツーのおじさんだ……!!
失礼かどうかはこの際置いておくとして(申し訳ありませんご主人様)、
それが、のちにわたしを牝犬として飼ってくださるご主人様となるかたの、
ファーストインプレッションでした。
2013-03-20 (Wed)
休みの日だけあって、車がなかなか停められなかった、と、そのかたはおっしゃいました。
わたしはとにかく無事に出会えたことにホッとしていました。
「お茶でも飲みましょうか。お昼ご飯にはまだ少し早いですし」
そんなことを言われ、エスコートをされて、チェーン系の喫茶店へ。
そこで、名刺をいただき、しばし普通の話に花が咲きました。
わたしがサークルをやっている話や、そのかたのお仕事のお話など、
とても楽しく、飽きない時間でした。
「最終的な決め手があるとしたら、声の雰囲気かな。外見は、あんまり気にしません」
とのお話もありました。お好みについてお伺いしたときです。
メールでは、ご本人も、調教時にはお声が低くなるとのお話でしたから
互いの聴覚をより大事にされるのかもしれません。
第一印象は、とりあえず、悪くなかったようです。
お茶を飲むうちお昼の時間になりましたが、
あまり外食はされないとのことで、場所に悩んでおいででしたので、
とにかくこれから食べる場所を探しましょうということになりました。
――――さて、前日に買ってあったバレンタインの品物を
いつ渡すかで、わたしはこの日の朝まで悩んでいました。
最終的には朝の化粧中にリーダーに相談し
「そんなもんデートの比較的最初に渡さないといかんでしょ」
とのアドヴァイスのもと、わたしはタイミングをはかっていました。
駐車場までエスコートされたとき、車がブーンと横切りました。
そっ……と、腰に手が回されて、寄せられたとき、
とてもドキドキしたのを覚えています(´∀`;)
細かいところでいちいちドキドキする困ったさんです(笑)
車に乗り込んで、さあ出発というときに、わたしは
(ここだ――――!!)と思い、バレンタインのプレゼントをお渡ししました。
なにしろそのかたが甘いものお好きかどうかも、この時点では不明で
いろいろと自信がなかったため、ハンカチと小粒のチョコレートを
組み合わせてラッピングしなおしたものではありましたが、
とても喜んでいただけましたε-(´∀`*)
車の中で、またいろんなお話をしましたが、残念ながら
だいぶ舞い上がっていたらしくほとんど覚えていません(汗)
いろいろ探して、ファミリーレストランでお食事することになりました。
ご飯を食べながらも普通のお話を色々と。
普段わたしはあんまりしゃべらず、黙ってしまうことが多いのですが
この日はそうでもなかったなあと思います。
お話するのが、とても楽しかったのでしょうね。
食事が終わり、車に乗り込んだのは12時45分くらいでした。
このあとはどこに行かれるのだろう……? と
ノーテンキなことを考えていましたら、そのかたが口を開きました。
「サークルの本番の日というのは、決まっているの?」
わたしはそのお尋ねに、はい、ある程度決まっています、とお答えしました。
あわせて、練習についても、日程や休むことについてのお話もしました。
そのかたはそれを聞いて、静かに口を開きました。
「隙間の時間ができるなら、そういう形で付き合うことができるね。
日常の仕事や、趣味はほんとうに大切にしてほしいと思う。
そのなかで、寂しいと思う時間、空いた時間ができたなら、
その時間を俺にくれればいい。だから俺は『おいで』って言うよ」
運転なさっていた左手が、手のひらを上にして、すっと差し出されました。
( ゚Д゚)
頭の中で、小さなわたしが裁判所から出てくるひとびとのように駆けまわって、
「13時5分!! 『おいで』いただきました――――ッ!!」と、わあわあ大騒ぎしました。
しかも思わぬタイミングで、ほんとうに言われるかどうかも
わからなかったことをおっしゃっていただいたことに完全に動揺し
「わ…………わたしでいいんですか……?」
となんともトンチキなことを聞いてしまう始末。
「だから、おいで、って言ってるよ」
ともう一度言われ、心臓がドキドキドキドキと打ちました。
乗せたら……
わたしは……
このかたの……
そのかたの手のひらを見つめて、わたしは決めました。
ほんのすこし、こわごわ、わたしは自分の右手を乗せました。
そうしたら、そのまま、指と指が交互に組み合わさるかたちで手を握っていただきました。
多分表情には余裕がなかったと思いますわたし。
男のひとと、手、こんな握り方するのはじめてなんだもん(笑)
「まだ、時間……ある?」
「アリマス」(←余裕がない上ガッチガチ)
「儀式というか……、初めての調教を、しよう」
「はぅ……ハイ」(←まだガッチガチ)
「怖い?」
「まったく怖くないと言ったら嘘になります」(←何故ここだけ冷静)
「大丈夫だからね」
広い田舎道を走りながら、車は一軒のホテルにすべってゆきました。
わたしはとにかく無事に出会えたことにホッとしていました。
「お茶でも飲みましょうか。お昼ご飯にはまだ少し早いですし」
そんなことを言われ、エスコートをされて、チェーン系の喫茶店へ。
そこで、名刺をいただき、しばし普通の話に花が咲きました。
わたしがサークルをやっている話や、そのかたのお仕事のお話など、
とても楽しく、飽きない時間でした。
「最終的な決め手があるとしたら、声の雰囲気かな。外見は、あんまり気にしません」
とのお話もありました。お好みについてお伺いしたときです。
メールでは、ご本人も、調教時にはお声が低くなるとのお話でしたから
互いの聴覚をより大事にされるのかもしれません。
第一印象は、とりあえず、悪くなかったようです。
お茶を飲むうちお昼の時間になりましたが、
あまり外食はされないとのことで、場所に悩んでおいででしたので、
とにかくこれから食べる場所を探しましょうということになりました。
――――さて、前日に買ってあったバレンタインの品物を
いつ渡すかで、わたしはこの日の朝まで悩んでいました。
最終的には朝の化粧中にリーダーに相談し
「そんなもんデートの比較的最初に渡さないといかんでしょ」
とのアドヴァイスのもと、わたしはタイミングをはかっていました。
駐車場までエスコートされたとき、車がブーンと横切りました。
そっ……と、腰に手が回されて、寄せられたとき、
とてもドキドキしたのを覚えています(´∀`;)
細かいところでいちいちドキドキする困ったさんです(笑)
車に乗り込んで、さあ出発というときに、わたしは
(ここだ――――!!)と思い、バレンタインのプレゼントをお渡ししました。
なにしろそのかたが甘いものお好きかどうかも、この時点では不明で
いろいろと自信がなかったため、ハンカチと小粒のチョコレートを
組み合わせてラッピングしなおしたものではありましたが、
とても喜んでいただけましたε-(´∀`*)
車の中で、またいろんなお話をしましたが、残念ながら
だいぶ舞い上がっていたらしくほとんど覚えていません(汗)
いろいろ探して、ファミリーレストランでお食事することになりました。
ご飯を食べながらも普通のお話を色々と。
普段わたしはあんまりしゃべらず、黙ってしまうことが多いのですが
この日はそうでもなかったなあと思います。
お話するのが、とても楽しかったのでしょうね。
食事が終わり、車に乗り込んだのは12時45分くらいでした。
このあとはどこに行かれるのだろう……? と
ノーテンキなことを考えていましたら、そのかたが口を開きました。
「サークルの本番の日というのは、決まっているの?」
わたしはそのお尋ねに、はい、ある程度決まっています、とお答えしました。
あわせて、練習についても、日程や休むことについてのお話もしました。
そのかたはそれを聞いて、静かに口を開きました。
「隙間の時間ができるなら、そういう形で付き合うことができるね。
日常の仕事や、趣味はほんとうに大切にしてほしいと思う。
そのなかで、寂しいと思う時間、空いた時間ができたなら、
その時間を俺にくれればいい。だから俺は『おいで』って言うよ」
運転なさっていた左手が、手のひらを上にして、すっと差し出されました。
( ゚Д゚)
頭の中で、小さなわたしが裁判所から出てくるひとびとのように駆けまわって、
「13時5分!! 『おいで』いただきました――――ッ!!」と、わあわあ大騒ぎしました。
しかも思わぬタイミングで、ほんとうに言われるかどうかも
わからなかったことをおっしゃっていただいたことに完全に動揺し
「わ…………わたしでいいんですか……?」
となんともトンチキなことを聞いてしまう始末。
「だから、おいで、って言ってるよ」
ともう一度言われ、心臓がドキドキドキドキと打ちました。
乗せたら……
わたしは……
このかたの……
そのかたの手のひらを見つめて、わたしは決めました。
ほんのすこし、こわごわ、わたしは自分の右手を乗せました。
そうしたら、そのまま、指と指が交互に組み合わさるかたちで手を握っていただきました。
多分表情には余裕がなかったと思いますわたし。
男のひとと、手、こんな握り方するのはじめてなんだもん(笑)
「まだ、時間……ある?」
「アリマス」(←余裕がない上ガッチガチ)
「儀式というか……、初めての調教を、しよう」
「はぅ……ハイ」(←まだガッチガチ)
「怖い?」
「まったく怖くないと言ったら嘘になります」(←何故ここだけ冷静)
「大丈夫だからね」
広い田舎道を走りながら、車は一軒のホテルにすべってゆきました。
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