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2013-04-29 (Mon)
ソファーでのひと休み後、そのまま身体を沈められます。
見下げるご主人様の瞳が、すこし、冷たさを帯びたものになって、
部屋着の紐が解かれていきました。

「ごしゅっ……」

動けない……。
ドキドキしているんだ、期待しているんだ。

ガバッと、部屋着をはだかれて、ご主人様の片手になにかが……
とても甘い匂いが、鼻をくすぐりました。

ヨーグルトじゃない!!!!!!

なんでそんなことを思ったのか、ひとって混乱すると
とてもどうでもいい行動に出るというのはほんとうですね(´∀`;)

ぼたりと、身体に落とされたとき、あまーいカスタードの匂いと
すこし焦げたカラメルの匂いが合わさって……

プ リ ン か 。

しかもプッチンするような固まったタイプのものではなく
ドロドロに柔らかくなったタイプのようでした。
全身に落とされながら、ご主人様の舌が這って……
落ちそうなドロドロぶりのプリンを、丁寧に、舐めあげていただきました。

「起きて」

身体を起こされて、ご主人様が自らのものにプリンをお落としになりました。

「しゃぶりなさい」

ゾクゾクしながら……ご主人様のものをしゃぶらせていただきました。
とてもとても甘い、甘い、ご主人様の陰茎……。


そのあとお風呂をご一緒させていただいて、
ベッドに戻り、くっついてうとうとさせていただいていたら

「――――きょうは、特別」

ご主人様のつぶやきが聞こえました。

「え?」

聞き返す間もなく。
ご主人様のお身体が――――わたしの身体の上に、覆いかぶさりました。

「ご主人様っ!!???」

そのまま、身体ががっちりと固定されて、動きません。
ご主人様のお身体の温み。首にかかる吐息。緩やかに動く、お腰。
剃ったばかりの下半身に触れるご主人様のカタチがはっきりとわかります。
それだけでとても気持ちよく、そして、わたしはまずいと思いました。

「あ……あああっ……」

だめだ、このままでは、わたしはおねだりしてしまう。
ご主人様がなさらないとおっしゃっていたことを、おねだりしてしまう!

「だめ……だめです、やめて、やめてください、ご主人様…………」
「何が、だめ……?」
「ごめんな……さい……このまま……じゃ……、
 このままの格好……で……欲しくなってしまいます……」
「ふうん」

ご主人様のお身体が離れ、わたしはホッとするとともにすこし寂しくなりましたが
それも束の間――――素早くコンドームをおつけになったご主人様は、そのまま、
わたしの中に――――入ってこられました。正常位で!!

「えっ……!!」

両肩をご主人様の腕に挟まれ、やはり身動きのとれないまま、
ご主人様のストロークに身を任せるしかなくなり、頭が真っ白になります。

「う、あ、あああっ、や、いやあっ、なんで、」
「ん……?」
「なんで、なんで、どうして、ご主人様……!」
「なにが……?」
「せっ…………正常位は、なさらない……って、さ、っき、うあああっ」

出し入れをやめないまま、ご主人様は薄く笑って、おっしゃいました。

「首を触ってごらん」
「く、び……?」
「首輪がないだろう」
「あ…………」
「いまは調教中じゃない……自由な時間だよ。ふふ、みぃの顔がよく見える」
「いや――――!!」

恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!!!!
でもとてつもなく気持ちいい……!!
はじめてご主人様とちゃんと向かい合って繋がっているという嬉しさと、
突然のことでなんと言っていいかわからない混乱と、
脳天から足の先まで突き抜ける快感がごちゃまぜになって、喘ぐしかなくて……。

征服感が云々とかなんかごめんなさい。
なにもかもを抜きにして、わたしはすっかり支配されていました。
いろいろを考える余裕なんか、1ミリもなかった。


最終的にはまたお口でいただけたような記憶があるようでないようで、
どのように意識を回復したのか、覚えていません。
最後にお風呂に入りながら、ご主人様がおっしゃったことには

「ほんとうにね、綺麗に剃ってきたからね。
 クンニをしたのも、正常位をしたのも、嬉しかったからだよ。
 言ったろう、きょうは、特別だって」

けれど…………

「今後、クンニと正常位も、調教のメニューに加えるからね」


ホアアアア??!!!!?!?!


ぞわぞわと、――これは、恐怖とかそういうのではなくて、たぶん、悦び――そんな
感覚が背中に流れて……
その日のご調教はおしまいになりました。



歩きはじめたばかりの奴隷だけれど
確実に牝犬として成長しようとしている
確固たる自分がいることに気がつきます。

そうして、このかたのそばにずっと在りたいと願う自分が
存在しはじめていることも。




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