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2015-04-24 (Fri)
車屋さんから連絡が来たのは、ある日の朝でした。
「見つけましたっ、走行距離は1万kmありませんっ。
 状態はかなりよさそうです。色はガンメタですけどよいですか」
かまいません、とお返事して、オークショントライしていただくことに。

予算内で落札できました、とのご連絡をいただいたのは、残業中でした。
電話でそのお話を聞いたとき、安堵するとともに、
とても、さみしくなりました。ぽっかりと。

前回の記事には書いていませんでしたが、
前主に最後のメールをしたためたり、大泣きしたりしたのは、
やっぱり、初代ジージョくんの中でした。
ふかふかと柔らかいシートにしがみついて、声をあげて泣いたものでした。
病気の父を見舞うため、職場と家と病院を行ったり来たりもしました。
まだご主人様と出会うまえ、ひとりでヒーローショーを観にも行きました。
酔い潰れた同期の男の子を乗せて、家まで送ったこともありました。
大雪の中、大雨の中、夜中、明け方、がんばって走ってくれました。
検問にも引っかかりました。違反キップも切られました。

思い出がみんなみんななくなるのだなあ。

そんなことを考えつつ。
2代目納車についての打ち合わせが進んでいきました。
そのなかで、初代はどうなりますか、と、担当のひとに聞いてみました。
一瞬の躊躇のあと、担当のひとがつないだ言葉に、
ぶっちゃけ涙がぽろっといきました。

「その……私どもで引き取って、廃車処分……かと」

廃車処分。
まだしも下取りなら、ダメージは少なかったのですが。
「……そうですか」
「年式と、走行距離、あと、修繕していないドアが問題です。
 まだ走りますから、もったいなくはありますが」
「まだ……走りますよ……」
自分から2代目を探してくれと言いながらなんだコイツ、と思われたかもしれません。
「お知り合いのかたにお譲りになるという手もあります。
 車検証の書き換えはこちらで行えますよ」

…………
廃車になるよりは、そのほうがマシかもしれない。
わたしは母にこの件を話し、弟にジージョくんを譲ることにしました。
……この弟は、ジージョくんにいろいろとしでかしてくれた
(ぶつけてドアをぼろぼろにしたのは、彼です)ので
ちょっと紆余曲折を経ましたが……

2代目がうちにやってきた2日後、わたしが仕事に出ていたときに、
ひっそりと初代ジージョくんは引き取られてゆきました。

せめてお別れは言いたかったし
弟に「大事にしてね」と言って鍵を渡したかったのですが
なにか後ろめたいことでもあるのかないのか
いまだにメールひとつよこしやがりません(笑)


2代目は、製造終了前の最後の年式で、
初代に比べてサイドブレーキの位置もシフトレバーの位置も違うし
あちこちがまだちょっと違和感にあふれています。
けれど、きっとじきに慣れるのでしょう。
そうなったら、母と一緒に旅に出るつもりです。

これから先の思い出は、2代目と新しく作ってゆきます。
永く永く、よろしくね(*´ω`*)


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2015-04-23 (Thu)
見事、「らしからぬ」記事ではありますけれども(笑)。

異動後の現在、電車通勤になってもう2年のみぃでありますが
一応、愛車というものを持っております。
……いや、この時点では、「持っておりました」のほうが、正しいのかな。

その名をジージョくんと申します(わたしが名づけました)。
紺色の軽トールワゴンですが、……ま、わたしと同世代かそれ以上のかたには
名前を聞いた時点でググらずとも車種がピンとくるかもしれません。
就職が決まって、自動車学校に通いはじめ、仮免がとれ
まだ本免も受けていないどころか学校すら卒業していないとき、
父が「車を買うぞっ」と言って、わたしはなじみの車屋さんに連れて行かれ
そこで出会ったのが彼でした。
走行距離1万2000kmの、状態のよい中古車でした。

父がわたしに遺してくれた、最後の「高い買い物」でもあります。

それから約12年。
走行距離15万3000km、9年間の前職場への通勤、
母との旅行、稽古、ステージ、出張。
そしてもちろん、ご主人様とはじめてお逢いしたとき。
いろんな場面で、彼と一緒でした。

12年の間に、トラブルもたくさんありました。
それでも車検はもちろん必ず定期点検にも出してメンテナンス。
弟がどこかでぶつけてぼろぼろになったドアは
直すことができませんでした(板金は無理と言われました)が、
それ以外は、まずまずの状態だったように思います。

ですが、走行距離や年数から考えても、もうあと何年もつか、どうか……
問題なく走ってはいるけれど、この先、
彼が動かなくなったときに、すぐに2代目を手配できるだけの
蓄えがあるかどうか、その自信がありませんでした。
自分の仕事の状況を考えたときに、もし、電車通勤できないところに
異動になった場合が、怖いのでした。

幸いにも、いまなら少し動かせるだけのお金がある。
わたしは前職場に勤めていたときに知り合った車屋さんに
中古でいいので、と、2代目の手配をお願いしました。

入手が難しいとわかってはいますが、
2代目のジージョくん、すなわち、同車種の。

この車種は数年前に製造終了となっており、
中古車市場でそんなに状態のいいものはありません。
ましてわたしが提示した予算では、見つかるかどうか……
年式にはこだわりません、と言っておきましたが、
車屋さんからはなかなか連絡がありませんでした。

その間に、わたしは、いろんな景色を彼と一緒に見ておきたい、と思い、
普段絶対に車で行かない出張先へも、
ジージョくんを走らせるのでありました。

いい景色でした、福岡ドーム。

長くなるんで、続きます(笑)


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2015-04-22 (Wed)
またなかなか記事が書けなくて申し訳ないことです。


わたしは年度末の業務、ご主人様は確定申告、と、それぞれがそれぞれに
あわただしい3月を過ごすなか、末頃に一度、
仕事帰りにお会いできるチャンスがありました。

そのときには回るお寿司をご一緒して、ほくほく(笑)

初夏までの予定などをお話ししつつ、家まで送っていただく帰り道。
短い時間でもそれが楽しいのです(*´ω`*)


……そしてそのあと、またしばらくご一緒できない日々が続きました。
わたし自身は異動がかからなかったものの、上司たちがごっそり交代し、
逆に仕事がおっかぶさってきてストレスに。
心身ともにぐだぐだだあ、と思いはじめたころ、
お帰りご一緒できたら、というメールをお送りするものの
ばたばたのご様子……(´・ω・`)すん。


一度、メールで「みぃと一緒に行きたいところを見つけた」と
おっしゃっていただき、わあどこだろう( ´∀`) と喜びはしましたが
「一緒のときに話すから、多少は楽しみに」とのお言葉。
逆に悶々(笑)
どこだろうどこだろう、ご主人様のお好きな場所かしら、
レトロ好きなわたし好みの場所かしら、
それとも共通で好きなアニメとか特撮関連のなにかかしら、
それとも美味しそうなレストランかしら、
それとも面白げ(←なにが?)なホテルかしら、
それともどっかのウェディングフェア!! ←(ヾノ・∀・`)ナイナイナイナイナイナイナイナイ


そんな悶々を抱えたまま、仕事の日々を過ごし……
月のものが近づいて、体調を崩しかけていたころ、
お帰りをご一緒できることになりました。
お仕事で、わたしの職場から1時間くらいのところへご出張しているらしく
その帰りに乗っけて、家まで送ってくださるとのことでした。
お夕飯におうどんをご一緒して、やっぱりほくほく(*´ω`*)

ご主人様とご飯をご一緒させていただくのは、楽しいし、好きです。

停まったお車の中でぎゅーをいただきながら、ご主人様が見つけたとおっしゃる
「一緒に行きたいところ」のお話をいただきました。
それはわたしも電車の中吊りで見かけ、気になっていた展覧会でした。特撮の。
「あしたから始まるそうでね、終わる前に1回は行かなきゃと思うんだ」

わたしもうんと頑張って、お休みちゃんととれるようにしなきゃですし
ご主人様もお仕事にご無理のないようとり運んでいただきたいところ。

さんざんに乳房をつねっていただき、ぴいぴいと鳴きながら
ゆっくりお時間がとれますように、と祈るみぃでありました。


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2015-03-29 (Sun)
試験に落ちました。

不合格通知を上司から渡されたとき、ああ、残念だったな、という気持ちと、
ご主人様と離れなくてすんだな、という気持ちと、二分でした。
募集人員が若干名だったということもあり、よほど狭き門だったんだよ、と
上司は言っていましたが、次の挑戦があるかどうかは
状況によるなあ……と、わたしはぼんやり思うのでした。


不合格通知をもらった週、ご主人様のご都合がついて、
お帰りだけでもご一緒できることになりました。
晩ご飯までは一緒にできないけれど、とおっしゃるご主人様。
いいんですいいんです。お帰りをご一緒できるだけで、十分しあわせです。

お車の中で、試験に受からなかったことをお話ししました。
「そうか…………」
ご主人様は運転なさりながらそれだけもらすと、すこしだけ黙ってから
おっしゃいました。
「またチャンスはあるんだろう?」
「え……」
「もしもまた募集がかかって、そのときみぃが受けたいと思うのなら、
 チャンスはふいにしちゃだめだからね」
「はい(´;ω;`)」
実際のところ、募集がかかるかどうかはわからないのですけれど
ご主人様が味方についててくださるというだけでとても心強くうれしい。
もしも、またの機会があって、そのとき条件が許すなら、
精一杯頑張ろう、そう思いなおすのでした。


お車が家に近づきそうになったとき、ご主人様がぽつり。
「みぃ、この前みぃのブログ、読んだけども」
「? はい」
「無理に痩せようとしなくて、いいのだからね」
「え」
「大切なのは、お腹の段をなくすことなんだよ」

あー……まあ、このボヨボヨはなんとかしたいところではありますが……

「痩せすぎるのは……なあ……」

ご主人様らしくなく、お言葉をお濁しになります。

お車が家について、ぎゅーしていただきながらも、なおもご主人様は
「体調を見ながら、少しずつ、頑張ろうね。
 無理はしないことだよ。がりがりになってほしいのでは、ないからね」
そうおっしゃいます。
「痩せすぎるのは、だめですか」
「健康が一番だからね」
ふむむむ。承知しました。

でもこの状況に甘んじてはいけません。
お腹の段をなくすこと。目標は、それであります。

がんばんなきゃ(`・ω・´)


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2015-02-28 (Sat)
このブログを古くからご覧のかたはご存知かと思いますが

みぃはおデブさんです。


そもそもふっくり体型ではあったのですけどね。
父が病床に就いてからのち、外食続きで体重がずどんと増え
サークルに入る前後ではガッツリ減量できたのですけれども

ご主人様とはじめてお逢いしてからは、
幸せ太りだったのかどうだったのか
徐々に徐々に太りはじめ見事リバウンド。
……ま、それでもピークのころよりはまだマシでしたけれど
ご主人様からはお逢いするたびに
お腹をもにもに揉まれる始末。

痩せなきゃなー……

そう思いながらここ数ヶ月、
忙しさとストレスが手伝って
みるみるうちに体重が減ってゆきました。
(もちろん、それなりに対策もしてましたが)
今年度ピーク時より現在6kg減。

実のところ、ご主人様とはじめてお逢いした時よりも
痩せております(´∀`;)

ただ、あまりよい痩せかたではない。
それはじゅうぶんわかっていますから、
これから先やることは
健康的に痩せるように対策をとること。


お風呂をご一緒させていただいているときに
ご主人様がお腹をお揉みになりながら
「ひとつ段が消えたね」
とお喜びでした。

寝る前に腹筋をやってみたらそれなりにはできているので
寝落ちしてしまう前に間に合うようであれば、やって寝るようにしています。
まあ現役の舞台人ですからさすがに1回もできないと
問題おおいにあり、ということにもなりますしねえ……
あとは食事なのですが、
実家住まいだと食生活はなかなか自由にいかず(´・ω・`)



ご主人様には騎乗位でお仕えさせていただくことが多くありますが
ここのところ、ご主人様からはよく
「痩せたせいか、とても気持ちいいぞ、みぃ」
とおっしゃっていただけます。
「みぃが痩せると、もっともっと、うれしくなる」
「……?」
「痩せると、みぃ自身が、もっともっと、感じやすくなるんだ。
 止まらないくらいに感じてしまえるんだよ」
ご主人様の目指される、わたしの「玩具化」に、一歩、近づけるのかな。
それができるのなら、頑張って痩せなきゃいけませんね。

モチベが上がります(*´-`)
もちろん、ご主人様は「焦らずに、少しずつね」とも
おっしゃってくださいますので、無理なく頑張らねば。



…………ずいぶん前にね、子どもの頃のアルバムを見ていましたら
足、すっごい細かったので、
元からおデブさんだったわけではなさそうなんですよね。
頑張ればきっと…………


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