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2014-11-25 (Tue)
チョイスした家族風呂は、内湯だったせいか
家のお風呂とそう変わらないような広さでありました。
それでも湯船は石造りのような風情だし
シャワーまでも温泉のお湯だというから、これはとても期待がもてます。

身体を洗って、湯船にざばー。

「あちちちち」

なかなかの温度だったようです。
ご主人様がゆったりお浸かりの間、わたしはお化粧を落として、
すぐに湯船にご一緒させていただきました。

「あちちちち」

湯船の中で、すこし、抱き寄せていただきます。
あまりに熱いので、ご主人様はすぐお風呂からお上がりになりました。
扉を開けて時計を見ると、入りはじめてまだ10分もたっていません。

「1時間もつのでしょうか」
「なあに、出たり入ったりを繰り返すと、すぐだよ」

湯船からお上がりのご主人様は、窓をすこうしお開けになって
風に当たりながら、じっくりお身体を冷まされていました。
わたしもそれにならいます。

上がって、浸かって、上がって、浸かって

汗だくのご主人様。
わたしもうっすら、汗をかいていますが、如何せん毛穴があまり開いていないのと
代謝が良くないのとで、ご主人様ほど鮮やかに汗がかけません。
けれども、のぼせそうに熱く、上がったときの風は冷たく、
肌はつるつると気持ちよいし、
身体にとても心地よいひとときでありました。

ほっこり。


公衆浴場という性格上か、ご主人様ご自身がそういうのをよしとされないのか
純粋にお湯を楽しみたいとお思いになったのか、定かではないですが
ここの温泉では
――いわゆるところの。何事かは、起こることがありませんでした。

そろそろ出ようか、と、扉を開けて時計を見たら、ご主人様のおっしゃった通り、
ほんとうに、お借りした1時間のリミットがもうすぐそこまで来ていました。

お風呂を出て、軽い冷房に当たりながら着替えを済ませますと、
お部屋を出てロビーでひといき。
身体はまだほこほことあたたかく、ご主人様にいたってはまだ汗がお引きにならないご様子。
温泉パワーすごいなあ。


しばらくロビーで涼んだあと、カウンターのおばさまに
「お世話になりました」とご挨拶して建物を出ました。
時間は夕方17時近く。
これから帰ると、家に着くのは18時くらいかな? と思っていましたら
お車に乗り込んだご主人様がおっしゃいました。


「さて、ホテルに寄っていこうね」


この浴場にたどり着く前、確かにラブホテルは見ました。
ご主人様がおっしゃることには、天然温泉が湧いているラブホだとか。

「え、どこのです?」

とお聞きしましたら

「さっき見たろう、温泉のとこのだよ」

おっとやっぱり。
うわー、盛りだくさんな日だなあ、と、ちょっとうれしくなりました。
もうここまできたら、2時間だか3時間だか
ただ眠らせていただくだけでもうれしいことです。


お車は、次の目的地、天然温泉のラブホテルにすべってゆくのでありました。


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